プロダクト

STD01 PLATE Hiroshi Iguchi Ver.

STD01 PLATE Hiroshi Iguchi Ver.について

2024年4月にWHITE/BLUEで催された「Sculpture No.1 by Hiroshi Iguchi vol.2」で、デザイナー井口弘史氏が独自の哲学と手法でグラフィックを施した数量限定のアートプレート。

このアートプレートは、井口氏が筆をエアブラシに変えて、あえて一発勝負で描いた全42枚の作品で、「いわゆる絵付けのプロがたくさんいる中で自分になにができるのか?直前まで悩んだ」と言うコメントに象徴されるように、デザイナーとして実直にひとつひとつ向き合い、オリジナリティを探求し続ける姿勢の先にある、非常に興味深い作品となりました。
エコーやディレイなど自身の活動のルーツでもある音楽の影響を感じる奥深い表現は、プレートに奥行きを生み出し、観る者を没入させる魅力があります。

プレートの中には、Sculpture No.1のシルエット、風景や人物、動物が描かれており、古代壁画ようにSculputure No.1の背景や世界観を連想させてくれます。

この取り組みをきっかけに、Standard Series 01(STD01)を下地に、アーティストとのコラボレーションによって新しい視点を探求する試み「Ver.(バージョン)」シリーズとして今後継続して展開していきます。

井口弘史:
グラフィック・チームIlldozerを経て、2001年より自身の作品制作を主とする活動をスタートさせる。これまで様々なメディアを通じて、音楽とビジュアルの密接な関係性を意識したアートワークを発表している。作品集として『CULT JAM』(BARTS)、『BIG VALUE DUB』(Innen)、『HOLES』(Innen)をリリース。


Photo:Yohei Sogabe


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